
中島みゆき
中島みゆき シャングリラ 歌詞
歌手:中島みゆき
作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき
ふたり歩くのが似合いそうな春の夜は四月
すこし肌寒いくらいの風が寄り添いやすい
月並みな愛は古すぎる 突然な愛は気障すぎる
言いたいことばだけ言わせないつもりか
皮肉な流し目
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
わかったような月が心をのぞく春は
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
ふたりは十年先を怯えてしまう
肩にまわした指に積もる花びらひんやり
すこし薄着のうなじの上 髪の先が逃げる
好きだと言えば不安になる 言われていなきゃ不安になる
言えないことから伝わってしまう
皮肉なものだね
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
わかったような月が心を照らす春は
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
無邪気だったおまえの寝顔が好きだ
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
わかったような月が心をのぞく春は
シニカル・ムーン シニカル・ムーン
ふたりは十年先を怯えてしまう
–
中島みゆきのプロフィール
中島みゆき
ナカジマミユキ
1975年にシングル「アザミ嬢のララバイ」で歌手デビュー。続く2ndシングル「時代」で世界歌謡祭グランプリを受賞する。その後も「わかれうた」「悪女」「誘惑」など数々のヒット曲を産み出し続ける一方で、1979年から1987年までニッポン放送「オールナイトニッポン」のパーソナリティを担当。ラジオでのハイテンションなトークと楽曲イメージとのギャップにより人気に輪をかけた。1989年には脚本・作詞・作曲・歌・主演のすべてを中島が務める舞台「夜会」をスタートさせ、2016年11、12月には第19回となる「夜会VOL.19 橋の下のアルカディア」を開催した。2013年より劇場上映されるようになった「夜会」に続き、2017年にはコンサート映像「一会」もスクリーンに登場する。